↑前回
※二週目プレイ
前回までのあらすじ
精神と肉体にステ振りをし、優しいゴリラを目指すおじさん。しかしクーノ君を拳で黙らせてしまい、優しき本物のゴリラが遠のいてしまう。
ゴミ箱で寝たことで本物のゴミになれたおじさんだが、本物のゴリラにはなれるのか!?
ディスコエリジウム ゴリラおじさん編その2(3日目前編)
※書きたい色々なことが起きたので、3日目だけ前後編でお送りします。
キツラギさんとメンチ切りバトル
この対決はどちらの眉毛がより吊り上がっていられるかを競う戦いである!
キツラギさんに秘密を教えてくれと言うと、斜め下からメンチを切ってきて断られる。
だがここで引き下がるおじさんではない。
おじさんもメンチを切り返す!眉毛をグイィッ!と吊り上げた!
おじさんが引き下がる気がないことを察するキツラギさん!負けじと更に厳しい目つきになる!
負けられない…!この戦いだけは…!
戦いの火蓋は切って落とされた!
おじさんはオラオラと頭を小刻みに揺らしながら眉毛を見せつけている!
美しく伸びやかに吊り上がったこの眉毛を見よ!グイィッ!
縮まる距離!睨み合う二人!険悪なムード!一触即発だ!いつまで続くんだー!?
キツラギさんはふっと肩の力を抜いた。
おじさんの勝利である。
キツラギさんの秘密は、若気の至りでマリファナやった事があるという告白だった。
なーんだ!おじさんなんてハーブ中毒者なのにね!軽い軽い!
この問いは一度成功すると何回でも出来るので、何回でもキツラギさんとメンチ切り眉毛吊り上げバトルを開催することができる。
楽しい。
ディスコダンサーの女を逮捕!
一周目はこの女を野放しにしたので、今回は逮捕してみた。
おじさんの脳内たちが軒並み骨抜きにされる異常事態だ。
この女はヤバい!
すごく悔しそうにするダンサーの女。
一周目はクールだったのに悪態をついてくる。割と口が悪い。
ダンサーを連れていくためにいなくなるキツラギさん。
あっ!しまった…。
キツラギさんはいなくなってしまった。今日は夜まで一人行動である。
うっかりしていた。
いざ漁村へ
このゲームはここからが始まりだ!行くぞー!!
キツラギさんいないけど!
教会に集合!
漁村にいるバンドマン達は教会にミュージッククラブを作りたいと思っているッ!
プログラマーは教会に無音の空間ができている謎を解き明かそうとしているッ!
無音空間は、音が吸収されて何の音も聞こえなくなるのだ…!
色々あって和解!
というか手伝うから教会に入れてくれ!とみんな教会に集合することになった。
プログラマーの努力で、無音空間の周りを測定し、無音空間は2mmの穴であることが判明!
ここの音を撮る!!
バンドマン達の高性能なスピーカーを借り、音を撮る!
無音空間だから何も聞こえないはず…?
しかしスピーカーからものすごい振動が!!
ただでさえ古くてボロボロの教会が更にボロボロに!崩れそう!
おじさんは熱狂している!なんてハードコアなんだ!踊れ踊れ!
教会の窓ガラスが割れる!柱も揺れている!このままじゃ本当に教会が崩れるー!
スピーカーのプラグは抜かれ、振動は収まった。
一体何が起きたのか…?
識域(ペイル)とこの世界
突然だがこの世界についての話をしよう!
ヨットのおばさま(ジョイス)から識域(ペイル)と世界の話を聞いた。
なんとこの世界では地球は丸ではなかった!!
そもそも惑星なのかどうかも分からない。
ソイルという7つの大きな島(海を含める)から成っており、島の間は識域(ペイル)という空間になっている。
海と海の間にペイルが存在しているような感じ?
SFな話になってきた…。
ペイルは謎の空間であり、無味無臭の暗闇であるらしい。
入ると耐えがたいほどのひどい郷愁を感じるのだとか。
人の過去を奪う?らしい?
船や飛行機で渡ることもできるが長居すると精神がやられ、戻ってこられなくなる。
国の決まりで、一般人は年に6日以上ペイルにいてはいけない決まりがあるほど危険なところだ。
ソイルの端っこは徐々にペイルに呑まれており、いずれ全てがペイルに飲み込まれるとのこと。
無音空間は識域(ペイル)?
プログラマーのお姉さんが調べていた無音空間は、海の向こうに広がるペイルではないか?
とおじさんは判断した。
通常ペイルとはソイル(島)の外側にあるものであり、ソイルの内側には発生しないとされていた。
しかし過去にこの場所にペイルが発生し、ペイルとは知らずとも不吉なものが産まれたことを感じた過去の人が教会を立てて封印したのだろう。
ペイルは全てのものを吸収する。
今教会の中にある2mmのペイルは音を吸収しているので、この箇所が無音になっていた。
なのでここでバンドマンたちが音楽を鳴らし続けるということは、ペイルが音楽を吸収し続けるため、それ以上広がるのを防ぐことになり、世界を救うかも?
なんだか難しい話だった。
しかし練りに練られた独特な世界の話は面白い!!わくわく!!
レヴァショールの精霊
バンドマンが音楽に合わせて体を揺らしていた。
おじさんはその拙いダンスにカッとなる。
そんなのだめ!!全然ロックじゃない!!!
おじさんは踊った。激しく踊った。
バンドマン達はおじさんのダンスに魅入っている。なんて前衛的なダンスなんだ…!
皆がおじさんのダンスに感化されて踊りだす!パーティだ!!
おじさんは踊り続ける!激しいダンスで体力をどんどん消耗していく!もうだめだ、これ以上は踊れない…!!
おじさんは倒れた。
すると、レヴァショールの精霊が話しかけてきた。
レヴァショールとはおじさんたちが今いる国である。
国そのものがおじさんに話しかけてきた。
お前のことを愛しているぞ…。
国の精霊に愛されているおじさん。
一体何者なんだ…。
→後編へ続く!