『テベリ』
『エベレーター』
これが何を表すのか、お分かりだろうか?
子供がいる方ならピン!と来る人もいるかもしれない。
答えは
うちの2歳児が「テレビ」「エレベーター」を指して言う言葉であるッ!!
可愛いね。
うちの子自慢かな?そうですね。
まだちょっと舌足らずなのでうまく言えない。
だがエベレーターなんて文字にするともう99.9%合っている。
あれ?エベレーターじゃないんだっけ?どっちが正解だっけ?と一瞬思った人もいるだろう。
人を惑わすほどのエベレーター。奥が深い。
共通点
テレビもエレベーターも、
『ラ行』『バ行』の組み合わせの箇所が逆になっている。
テレビ → テベリ
エレベーター → エベレーター
これは何か理由があるのでは?
検証してみた。
舌の動き
口に出して舌の動きを自分で確認してみると、
「テレビ」より「テベリ」のほうが言いやすいことが分かる。
「テ」は舌を上顎に軽く触れて音を出す。
その後に続く「レ」も同じように舌を上顎に触れる必要があるため、一度離した舌をまた上顎に付けなくてはならない。
この舌の動きが幼児には難しく、音が似ていて舌を使わない「ベ」のほうが簡単だから「テベリ」になったのだろう。
実際「テベリ」と言うときも一生懸命発音しよう!という意気込みのあとに発せられるので、
「テ」を発音することがまず難関なのだと思われる。
ただでさえ難しい「テ」の後に同じように難しい「レ」が来てしまったら、もう似てる言葉でいいや、となっても仕方がない。
では「エベレーター」はどうだろうか。
「エ」を発するとき、口を横に開き舌は
少し前に出る形になる。
その後の「レ」。
きっと幼児には、口を「エ」の形にしたまま「レ」を発音するのは難しいのかもしれない。
「エ」から「レ」は難しくとも、「ベ」から「レ」は簡単のようだ。
「エレ」と「ベレ」
言いやすいので「エベレーター」となるのだろう。
2歳児の言葉の発達
およそ1歳〜2歳ほどで二語文。(例:りんご 食べる)
2歳〜2歳半ほどで三語文。(例:赤い りんご 食べる)
そして2歳半からは大人の言葉の模倣をするようになるらしい。
子供の発達具合は本当にバラバラなので、結構な差は出る。
あー、うー、と言った喃語から始まり、単語を話すようになり、とうとう文章を話すようになってきた。
なんて感慨深いんだ。
子供の成長は早くてすごい。あっという間に成長していく。
ありがとうありがとう。大きくなってくれてありがとう。
文章が話せるようになると、意思疎通がかなり出来るようになる。
感情が爆発すると言葉にならないことも多いが、落ち着いているときは「大きい海苔食べたい!」や「ぽぽちゃんで遊ぶ」等、やりたいことをちゃんと伝えてくれる。
助かる!
助かりみの極み!!
それまでのなんで泣いてるのか分からなかったあの頃!
よく分からないけどとりあえず宥めていたあの頃!
懐かし!!!!!
今まさにそう!って人!!
大変だけどすぐ過ぎるよ!!!!
今でもあるしね!!!
じゃあまだ過ぎてないか…。まだまだ続くんじゃ。
大人の真似
子供の言葉遣いも仕草も他人とのやり取りも、全て親の真似から始まっている。
親が自覚していない自分の癖を、子供を通して知ることになることもしばしばだ。
私はどうも「ちょっと」が口癖のようだ。
子供が「ちょっと怖いね」「ちょっと嫌だね」と言うので自分の言動を見直してみたら、私自身が何かにつけて「ちょっと」と言っていた。
枕詞に付けてしまう癖があるようだ。
「ちょっと」を付けることで、後に続く言葉が柔らかくなるようなそんな気がするのだろう。
あとよく言いがちなのが「ごめんごめん」。
子供に軽くぶつかった時や、子供がなにか嫌がったときについ言ってしまう。
これも子供が真似していた。
こんな感じで子供の言動にハッとさせられることがある。
そうなると子供の動作全てが私が原因では…?と思いそうになる。
脱いだ上着をぽいっと投げてしまうのは私のせいかもしれない。
まぁいっか。
私がしているということは、私の親がしていたかもしれないということであり、そのまた親がしていたかもしれないということのエンドレスであり、
つまり誰のせいでもないのだ。
だからぽいっとしていてもいいのだ。
終わりに
姪っ子はうちの子よりいくらか年上なので、大人と変わらないくらいペラペラ喋る。
ネイティブそのものである。
すごいなぁ。うちの子も来年にはペラペラなんだ…と思い知らされる。
子供の成長って早いね!
あっという間に過ぎ去ってしまうこの瞬間を大事にしたいと思う。
ちなみに参考にした育児本はこちら↓↓↓
子供にどう声を掛けたらいいのかな?自分の声かけが間違っていないか心配…。
とアレコレ分からなくなったら是非!
漫画版なので超わかりやすく読みやすいのでオススメ。