はっけよいヤマダのにっき

日記・ゲームプレイ日記・子育てetcの雑記ブログ

428〜封鎖された渋谷で〜 プレイ日記そのなな

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ジャックをぶん殴って落ち着いた加納!娘たちへの愛を自覚できた大沢!車の爆発を見て何かを思い出せそうだったマリア!ひとみと恋仲に間違われてニヤニヤ亜智!特大ネタ掴んでウキウキだった御法川実だが…!?


行くぞォン!?

16:00〜17:00編

428〜封鎖された渋谷で〜 16:00-17:00

御法川のターン!

頭山さんが死んだと聞いてすっかりやる気を失った御法川実。
道端に座り込み、ぼうっと頭山さんとの思い出を辿る。

今でこそすっかり情けなくなってしまった頭山さんだが、昔は厳しかった!
上から追加取材を断られ、渋々ながらも受け入れようとしていた御法川に喝!!!

厳しかった頃の頭山さん

自分が納得するまで取材をするのがジャーナリストだルォ!!?

その初心を思い出させてくれた。

そうだ、俺はまだ納得していない。

御法川は立ち上がる。
すると、朝出版社に行くときに乗せてくれたタクシーのハードボイルド運ちゃん、君塚が立っていた。
「…乗るか?」

き、君塚さん…っ!カッコイイ!!!

出版社に到着。
新人記者の千晶が駆け寄って来て、借金取りもやってきた。
頭山が死んだなら、娘である花に借金を背負わせてやんぞオラァとのたまう借金取り。
なんて非情な…!

御法川がチャラにしろと何度も言うと殴られてしまった。
兎にも角にも、雑誌を完成させるしかない!
花ちゃんに借金を背負わせないために…!

千晶が持って来た原稿をチェックする御法川。
「ダメだ」「やり直し」「だめ!」「どこ書き直したんだよ!?」
「…どこを直したらいいのか、教えてください…」

「どこを直すじゃなく、全部書き直す!
違う視点から書き直していくことで、新しい発見ができて良い記事が出来上がるんだ!」

そうだ。これも頭山さんから教わったことだ。
頭山さんが今の出版社を立ち上げた時のこと、思い出すなぁ。


頭山さんは最初こそ高い志を持って出版社を立ち上げた。
奥さんには逃げられてしまったが、手元に残った花ちゃんの為、
自分の志よりも花ちゃんに良い暮らしをさせる方向へと変わっていった。

父を尊敬する幼き花ちゃん

そうして情けなくもなっていったが、娘を思う父の姿だ。
そんな人の娘を借金取りに奪われてはならない!!

借金取りに言われるがまま、頭山の借金の肩代わりをしようとする御法川実!
「絶対にダメです!!」
と肩代わりの誓約書をもぐもぐごっくんした千晶!!

借金取りとワアワアする千晶と御法川

借金取りと御法川たちでワアワアやっていると、テレビで爆発事故のニュースが流れた。
『爆発で亡くなった男性は…』
この後に頭山さんの名前が続くんだ、と思っていたその場全員。

しかし、驚きの事実が!

『亡くなった男性は、田中護さん』



全員「……だれ?」


トゥービーコンティニュー!!


感想

次々に出てくる頭山さんが情けなくなかった頃エピソード!
顔もキリッとしていてとても格好いい。
しかし娘に頭が上がらない情けない頭山さんも父としてとても良い姿。
御法川は頭山さんのことをすごく尊敬しているんだなぁ、としみじみ。

頭山さんは死んでいなかった!?
でも、じゃあ、どこに…???


大沢のターン!

このままじゃマリアが助からない!

なんとかワクチンを研究所から取り出せないかと、上司の牧野に電話するも返事は芳しくない…。

牧野の返事があんまり…

マリアだけでなく、この街全体が危うい状況だと言うのに!

大沢、憤慨!
しかし、待つしかない…!

好きな歌手の掲示板で悩み相談をしていると、一階が騒がしくなった。
様子を見にいくと、誘拐事件の捜査は打ち切りになったため、刑事たちが撤退すると言うのだ。

「そんな…!それじゃあマリアは…!?マリアを隔離すると言うのか!?
やめてくれ!!マリアは助けられるんだ!止めてくれー!!!」

去っていく刑事たちに懇願する大沢

大沢の叫びも虚しく、刑事たちは去っていってしまった…。
しかし!!!
その叫びに心打たれた梶原さんだけが残ってくれた。
ここにいたところで何もできませんけどね、と言いながらもバナナをくれる梶原さん。

二人でバナナを食べながら、梶原さんが個人的な話をしてくれた。
梶原さんにも娘がいるが、仕事ばかりで家庭に構えず離婚してしまった。
相手が再婚することになり、もう娘には会わないでくれと言われている、と。
悲しいね…。

バナナ友達になった大沢と梶原さん

すっかり梶原さんと打ち解けた大沢。
今なら言える…と、今朝来た不審なメールやワクチンのことなど全て梶原さんに話した。

もう一度メールを調べることにする。
大沢は研究のこと以外は全てにおいてポンコツなので、IPアドレスが何かもよく知らない。
梶原さんが調べていくと、なんと不審なメールはこの家から送られてきたものだった!!

てことは…まさか…
メールを送って来たのは  !?

愛しかいない


トゥービーコンティニュー!!


感想

梶原さんと仲良くなってほっこり。
あんなに鬱陶しがってバナナを拒否していた頃が懐かしい…。
今ではすっかりバナ友。

娘たちが大事だということに気づいて、必死に刑事たちを呼び止めようとする大沢さんにも涙。
午前中の大沢さんだったらこういうことはしなかったかも。
梶原さんが大沢に親子愛を気づかせてくれた。

そして大事な偽装メールを同じ家から送ってしまう愛さん!
機械全般さっぱり分からない大沢だけなら一生分からなかった事態だが…!?

こうなるとやっぱり怪しいのは牧野か!?


遠藤亜智のターン!

爆発現場から離れ、公園でひと休み。

公園で一休み

ひとみが車の中を覗いたとき、そこにいたのはマリアではなく背広の知らない男だった。
マリアではなくほっと一安心。
でもこれからどうしよう…。

あ!!!監視カメラ!!!
亜智の家にも監視カメラを覗けるシステムがあるんだった!
親父に連絡しよう!!と携帯を見ると、妹(鈴音)が入院している病院から着信があった。

『鈴音さんの容態が急変しました。お父さんにも連絡しましたが繋がらず…』

亜智の目の前が真っ暗になる。
今すぐ妹のところへ行きたいが、まだ妹との約束が果たせていない。
困っている人がいたら、ちゃんと最後まで助けるって。

しかし!!!
ひとみの説得!!

妹さんを犠牲にして私が助かっても、何も嬉しくない…!!
病院へ行ってください!

ひとみ…ありがとう…!


亜智とひとみは病院へ行く事に。
お医者さんに話を聞くと、妹の鈴音はなんとか持ち堪えて今は小康状態。
面会謝絶の状態。
とりあえず今は大丈夫だから、また何かあったら連絡をくれるらしい。

それにしても親父はどこに行ったんだ…?


ひとみと合流するため待合室に戻ろうとすると、
なんとカナンが知らない白人の男と揉めていた!!
さっと隠れて様子を見る亜智。

なんか…なんか喋ってるけど…英語だから何も分からない…!

よく分からないが白人男性とカナンが別れたので亜智もようやく待合室に戻った。
ひとみの元へ戻ると、なんとさっきカナンと揉めてた白人男性がやってきた。

CIAの男で、名前をジャックと言うらしい。
ひとみを保護したい。ナイト気取りのトーシロはいらないんだが?
みたいなことを言われカチンとくるも、
ひとみが亜智のおかげでここまで来れたと主張してくれた。

ひとみ…!許されるなら抱きしめたい…っ!!
もうかなり大好きである。

ジャックが二人に付いていくと言いだす。
亜智とひとみのパーティに、ジャックが加入しました。

そこでお医者さんが亜智に駆け寄ってきた。
昨夜、亜智の父から変な電話があったらしい。
『明日の夜9時に、脳死状態の女性が搬送される。血液型は娘と同じボンベイ
 すぐに心臓の移植手術が出来るように準備していてくれ』

その言葉を聞いて、亜智、気付く!!!!

今まで散らばっていたいくものピースが全て繋ぎ合わされる。
まさか。

「ひとみ、血液型を教えてくれ」
どこへ行っても居場所を知っているかのように付いて来た杖男。
町中に置かれた監視カメラ。それを見ることができる人物。
違っていてくれ…!

「私、ちょっと変わった血液型で…。
ボンベイっていうんです。」

ひとみの血液型はボンベイ。鈴音と同じ

うそだろ、親父…!!


トゥービーコンティニュー!!


感想

親父ィー!!!!
親父はどこに行ったんだ…!!

亜智がひとみと出会わなかったら、何も知らないままひとみの心臓が移植されていたのかな
と思うとぐわああああってなる。
亜智…亜智は…ひとみは…うわああああ

ふ、ふたりはどうなってしまうんです…


加納のターン!

誘拐事件が捜査中止になった以上、下手に動けない。
手がかりは現場から消えた建野さんだ。
捕まったタリクに話を聞きに行くぞ!

「タテノが俺の手錠を外した。あと大沢ひとみを銃で殺そうとしてたぜへっへっへ」

いつも悪そうなタリク

建野さんがそんなことするわけないだろ!!!バキーッ!!

怒りのあまり結局タリクをぶん殴ってしまう加納。
ジャックは殴られ損になった。


建野さんに電話するも出ない…。
何かしなくてはならないのに何もできることがない。
焦りだけが募る中、建野さんから着信!!

建野さんからの着信

『大沢マリアを保護した。大沢ひとみが保護されたことは無線で知っている。
 ビルの屋上までひとみを連れてこい。
 連れて来なければ、マリアを殺す』

一方的に通話は切られてしまう。
大沢ひとみが保護されたことは加納は知らなかった。
加納は駆け出した!

ビルの屋上に着くと、マリアと思しき人物に銃を突きつけている建野の姿があった。
思わず加納も銃を抜く!!

「俺が撃てるのか」
「建野さんは俺の憧れだった…!建野さんみたいな刑事になりたかったのに…」
「俺が撃てるのかと聞いているんだ!」

「………撃てるッ!!」

撃てる!!

なんて熱い会話なんだ…!!
加納の返事に満足した建野は動機を語り出した。

ことは17年前に遡る。
建野さんと亜智の父と母とは幼馴染。
その日は捜査の途中で、久しぶりに亜智の母に会った。亜智の母は生まれたばかりの鈴音を抱えていた。
薬物常習者の犯人が危険な状態でうろついており警戒中だった為、建野は亜智母に付いていった。

途中で公園で亜智の父が合流。鈴音は亜智父が抱っこすることになった。
しかしその場に錯乱した犯人が現れ、
亜智の母は刺されて死んでしまった。

大切な人を救えなかった建野

大切な幼馴染を助けられなかったことをひどく悔やんだ建野。
自死も考えたが、生きて罪悪感を負い続けることをこそ己の罰として課した。
そして時が経ち、建野は大きく成長した鈴音に出会う。
なんと心臓病で長く生きられないという。
建野は再び絶望した。
神は大切な人を奪った挙句に、さらにその子供まで奪おうというのか。

この子を救うためならなんでもする、と建野は心に誓う。

そして今日の朝、大沢ひとみの護衛に付いた建野に亜智の父から電話が入る。
『鈴音の容態が急変した!大沢ひとみを撃ってくれ!あの子はボンベイなんだ!』
なんでそんなことを知っているのか、
撃ったところで事件性があるため検死が先になる。
すぐに心臓移植なんて出来ない。

そう冷静に判断した建野だが、いや違う、と思い直した。
出来る出来ないじゃない。
鈴音のために何をするのか、なんだ。

建野は決心し、ひとみに近付いた。


加納は確信した。建野さんは説得に応じない。言葉は届かない。
「お前は今までで一番ダメな刑事だった。…でも、慕われるのは悪くなかった」

建野さん…!うわああああああああ!

バン!響く銃声!

トゥービーコンティニュー!!


感想

ひとみを追いかけ回していた杖男とは建野さんだった…。

建野さんの過去話聞いててすごくつらくなってしまった。
亜智の親父さんも建野さんも鈴音のために一線を越えようとしてて
助けたい気持ちはすごくよく分かるけどでもそれは超えちゃいけない一線で
誰かを殺すということは誰かの子供を殺すということだけどなんでもするってそういうことなわけでうわああああ

えっここからハッピーエンドになれる道があるんですか?


マリアのターン!

杖男に連れられ、マリアはビルの屋上に来ていた。

マリアと建野

拾った手帳を返すと、少しだけ昔話をしてくれた。
手帳に入っていた写真に写っているのは幼馴染。
女性と一度だけ付き合ったがうまくいかずに別れてしまった。
そう話す杖男はどこか寂しそう…。


杖男は警察無線を傍受しており、それを聞いた途端どこかに電話をかけ始めた。
「大沢マリアを保護した」
…ということは、私は大沢マリア?
人が来るからと目隠しをされてしまうマリア。

すると記憶の断片が蘇ってきた。
カナンとあやとりをしている記憶
カナンに護身術を教えてもらった記憶
私とカナンでは置かれている状況も価値観も大きく異なっていたけれど、
毎日のようにカナンの元へ通い少しずつ仲良くなっていった

誰かがやってきて、マリアの目隠しが外される。
一気に明るくなる視界
空に浮かぶ飛行船

あの日見た飛行船

あれは知っている。見たことがある。
記憶が瞬時に蘇る。

あれは大学のパーティの日。
GPS機能付きのペンダントを胸に下げ、ひとみの代わりに誘拐されるはずだった。
しかし誘拐される際にペンダントを外されてしまう。

頭を殴られて車に押し込められる。
運転手の男が誰かに電話をしていた。
『倉庫に入れておく。俺はその上にいる』
念入りに頭をもう一度殴られて、マリアは気を失った。

思い出した。そうだ。私は大沢マリア。

行かなくては。
もう一度、あの場所に…。



END HER STORY AND…。

感想

これでマリアのストーリーは終わりである。

えーっ!!!!終わり!?!?!?!?
次の時間からの主人公は4人になってしまう。こ、紅一点が…!

マリアがどうしてもあのネックレスを欲しがっていたのは、GPS機能付きだったからなんだ…。
この後のマリアがどうなるのかとっても気になる。



まとめ

加納が御法川実を助けようとしてすったもんだしてるうちに建野さんがいなくなってBADEND!!
御法川と大沢が研究所行ったら牧野にとっ捕まってBADEND!!
亜智がKOKの桐生ちゃんにボコボコにされてBADEND!!
花ちゃんが借金取りに捕まってBADEND!!



この物語はいろいろな形の『父と娘』が描かれているんだなと思った。
大沢とマリア、ひとみ。
頭山と花ちゃん。
亜智父と娘の鈴音。
加納の彼女とその父親。

梶原さんにも娘。
建野さんは親友の娘。

どれも根底にあるのは“愛”なんだけど、なんだけど…!
うまくいかなくてもだもだする親子愛。

牧野さんと娘の愛さんも父娘だが…?


アルファルドが裏にいるのは確かとして、どこまでがアルファルドの仕業なのか!?
ハッピーエンドになるんですか?ここから??

今回はアフロの出番がなくて少し寂しい。

今回の一枚はこちらダァ!!

プリティーハニーの存在に疑問を抱く梶原さん

梶原さんは刑事でありとても鋭い観察眼を持っているので、
40代以上のコミュニティに女子大生が書き込んでいることがおかしいと瞬時に見抜くことができるッ!
大沢は世間知らずのため、プリティーハニーが本物の女子大生だと信じているッッッ!
それを考慮してか面倒だからか、梶原さんは特に指摘しないという一枚。

シリアスの中に挟まれた屈指のほんわか癒しシーン。
プリティーハニーの正体は、加納の義父。元刑事の強面のおじさんである。
しかし信じるものは救われる。
プリティーハニーは女子大生!異論なし!













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