バカこわい!!
ホラー苦手だけどちょっと興味あるな〜くらいの人は絶対に見てはいけないよ!
こんにちは!
何を思ったのかホラー映画を見てしまったはっけよいヤマダです!
あまりに怖いから感想をぶちまけて私の中の記憶から消します。
「ヘレディタリー/継承」とは?
2018年に公開されたホラー映画。
監督は『ミッドサマー』などの名作を数々作り出している、アリ・アスターさん。
アリ・アスター - Wikipedia
⭐︎あらすじ⭐︎
二児の母である、ミニチュア作家のアニー。
アニーの高齢の母が亡くなり、物語はその葬式から始まる。
母の死に複雑な思いを抱えたまま、仕事に打ち込むアニーと
学校に通う息子と娘。
そして家族を支える夫。
葬式後もいつもと変わらない日常を過ごしていたが、
日に日に異変が起こり始める…。
ネタバレあり感想
ネタバレアリだよ!
今から見ようかなと思っている人は見ないでね。
※私は怖いシーンは薄めで見るので、
薄暗いシーンの部屋の奥のほうとか、ドアの隙間は見ていません。
怖いシーン別に感想を言います。
一番怖かったシーン
首ギコギコ。
トラウマ。
お母さんの顔が忘れられない。
それまでそんな痛いシーンあんまりなかったのに、
急にめちゃくちゃに痛々しく恐ろしいシーンがぶち込まれてくる。
え、何?何してるの?
と混乱しているうちにマジマジと見つめてしまい、
理解した時にはすでに瞼の裏にトラウマが貼りついている、
という恐ろしいトラウマの罠。
記憶から消したいシーンNo.1!
消してくれ…
切実に…
燃えた!
お母さんの絶叫!!
からのスンッ
怖い
ここから明らかにお母さんの様子やばいし。
他でもお母さんの絶叫シーンがあるが、
それも怖い。
お父さんが「こいつヤバ…」という顔で見るのもわかる。
燃えてるけど。
お母さんの精神が完全に終了してしまった瞬間。
怖い。
電柱
首がアレした瞬間。
あっ、あっ!あー!あ…ああぁ………
首がワッ!てなった時はもうアレなんだけど、
その後のピーターが茫然自失になって
何も言えずに帰ってベッドに横になって、
眠れるはずもなくて、
朝になって、
お母さんの悲鳴が響き渡って。
この時間、こわい。
子どもの頃を思い出しますね。
物を壊しちゃって、こっそり隠して、
でも隠し方がバレバレで、
バレちゃうバレちゃう…と思いつつも自分からは言い出せず、
親が見つけて「あー!」てなるまでの時間…。
あの頃のアレとは全く比べ物になりませんが、
どうしよう、とも
助けて、とも言い出せない心境がリアル。
あと転がってて蟻が群がってるアレ。
記憶から消したいシーンNo.2。
追いかけてくるお母さん
怖すぎる。
本当に終盤の10分くらいが怒涛の展開と恐怖を詰め込んでいて怖すぎる。
あんなに怖い追いかけっこある?
なんでああいうシーンって、
逃げ出してから追いかけてくるんでしょうね。
ずっと後ろにいるのに、
存在にハッと気づいてから追いかけてきますね。
そーっと近づいてきて、あっ逃げられる!と思って走り出すんですかね。
怖すぎますね。
この映画の半分くらいはお母さんが怖い。
でも一番の犠牲者はお母さんであるという。
お母さん可哀想過ぎる。
ネタバレ編まとめ
怖すぎました。
ギコギコが本当に…
本当に…
ホラー映画はあまり見ない方なんですが、
ミッドサマーが面白かったのでつい見てしまいました。
ミッドサマーと共通しているなと思ったのは、
知らないうちに周りにどうしようもない状態に追いやられ、
気がついた時には何もかもが手遅れである
ということですね。
ヘレディタリーに至ってはもう、
お母さんが生まれた時から既にこうなることが決まっていて、
一切の助けなく、
“そう”なるように全てが仕向けられて動いているのがもう…
人生の選択とは…
意思とは…
つら…
ということが本当に怖かったです。
希望がいっぺんも見えない。
救いが欠片も見当たらない。
最初から何もかもが終わっている。
終わりに
恐ろしく、
でも面白かったです。
見終わった直後は
「うわ〜!!もうやだ!見たくない!」と思うのに、
1時間もすると頭の中で様々なシーンが思い起こされ、
あれはどういうこと?
あれは何だったのか?
などと考えてしまうんですよね。
そして確認するためにもう一度見たくなってしまう。
もう嫌だと思っているのに!
恐ろしい男、アリ・アスター…さん!
↓悪魔に興味が出たあなたへ!!
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