はっけよいヤマダのにっき

日記・ゲームプレイ日記・子育てetcの雑記ブログ

ディスコエリジウム プレイ日記 その6(終)

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前回のあらすじ

とうとう事件の犯人を特定したおじさん。居場所も特定済み!あとは捕まえるだけだ!
事件解決はもうすぐそこ!頑張れおじさん!!

ディスコエリジウム 6日目(終)


我が生涯に一片の悔い無し

もう心残りはない!いざルビーの元へ!

というより、出来るタスクがもうない
最初に決めた設定により、おじさんの共感力と肉体装置はどう頑張っても最大が2

クーノ君と仲良くなることも、PCのお姉さんの手伝いも、漁村のロック好きな奴らと波長を合わせることも、もう叶わない。

しかし仕方ない!先に進もう!


いざルビーの元へ

辿り着いた途端にものすごい音が!

ルビーはラジオの音を利用した兵器で待ち構えていた!頭が痛くてとても動けない!

頭の痛みを堪えながら問い詰める。

結果を言えばルビーは犯人ではなかった。
ルビーの持っている銃は証拠の銃弾とは合わないし、おじさん達から逃げたのはハーブの密輸をしているからであり、事件のことで逃げたのではなかった。

ダンサーの女を脅してもいないし、傭兵の男を吊るし死因を偽装しようと提案したのはダンサーの女だという。

ダンサーの女の話と食い違う。
一体何が嘘で何が本当なんだ…。

しかし隙あり!
兵器を壊すことに成功するおじさん!話を詳しく聞かせてもらおうか!
だが「これまでか…」と自分の頭に銃を押し付けるルビー。

待って!!

説得に失敗。ルビーは自決してしまった。あぁ…。
おじさんは打ちひしがれる。キツラギさんにしっかりしてくれとたしなめられる。
おじさん達はルビーのテントを調べ、銃を手に入れた。

もう一度ディスコダンサーの女に話を聞かねばならない。


いざ決戦!

よーしホテルに戻るぞ!と思ったら、ファストトラベルが出来ない。
ゲーマーの皆さんならお察しのとおり、"強制イベント"が起きている。
決戦の時が来たのか…!


ホテルに戻ると、自警団と傭兵たちが睨み合っていた
傭兵はなんと3人もいる。
自分達の隊長を殺したのは自警団だと思いこんでおり、今にも銃撃戦が始まりそうだ。



待て!警察だ!銃を降ろせ!

おじさん達が割り込む。
直前に警告が出たので、おじさんは両手に銃、遺体から剥ぎ取ったアーマーを身に付け準備万端だ!

犯人は自警団じゃないぞ!ルビーでもなかった!真犯人は分からないんだ!ごめん!ダンサーはどこだ!ダンサーに話を聞けば何か分かるかも…!

「あいつは逃げたぞ!」
ホテルの店主が逃げ腰ながら伝えてくれた。傭兵たちが来る直前に逃げてしまったらしい。
今は逮捕しないでやるよ…と格好つけたばっかりに〜!も〜!

ダンサーの女が消えた今、ここで真相に辿り着くことはできない。
傭兵たちは我慢の限界だ。誰でもいいから撃ちたくてウズウズしている!
しかし!
一瞬の隙を付いておじさんは傭兵のリーダーを撃った!

顔に命中!倒れる傭兵リーダー!
おじさんの発砲を皮切りに一気に始まる銃撃戦!傭兵の武器は強力だ!
なす術なく倒れていく自警団たち…!

おじさんも撃たれる!
しかしアーマーが防いでくれた!すごく痛いけど!

だが別方向からの一発!

避けられない…!!


おじさんは足を撃たれた。アーマーを付けていないところだ。
眼の前が真っ暗になる。
キツラギさんが一生懸命止血を試みてくれている。おじさんはブツブツと奥さんへの後悔を呟いている。

しかし暗い視界の中でキツラギさんの後ろに危ない影を見る。
キツラギさんの後ろに女傭兵がいる!
キツラギさんは止血に集中していて気付いていない!

おじさんは力を振り絞った!
「キム!!!」

キツラギさんは瞬時に状況を理解する。おじさんの銃を取り背後に撃つ。倒れる女傭兵。
意識を失うおじさん。

世界が真っ暗になる。脳内が静かに告げる。


"とうとうやってきた。『死』だ。"と。




ところがどっこい

おじさんは死ななかった。

目覚めるとホテルの自分の部屋だった。荒れ果てていた部屋は綺麗に片付けられており、割れていた窓ガラスも取り替えられている。
ホテルを守ってくれた礼にと、店主が頑張って掃除してくれたらしい。

おじさんの怪我はキツラギさんが懸命に治療してくれたようだ。
この街には病院もなければ医者もいないらしい。キツラギさんがいなければおじさんは死んでいた。

というか寄り添い力がカンストしてる上に医療スキルまで…?
キツラギさんがパーフェクト過ぎる。
精神的にも肉体的にも守ってくれるパーフェクトガイ・キツラギ。

まだ真犯人には至っていない。
まだ終われない。捜査続行だ!



ディスコダンサーの女


ディスコダンサーの女は実は母国で産業スパイをしていた。

追われる身であり捕まると死ぬ。
警察などの組織に参考人として名が乗るだけで居場所がバレて死ぬ。
だから何としてでもおじさん達から逃げなければならなかった。

もはや話は聞けないが、ルビーのせいにしたのは逃げる時間稼ぎのためだったのだろうか…。

ダンサーの女の部屋にはプレゼントが用意されていた。
男が死んだときの弾道を計算した結果が示されていたのだ。
それもかなり正確だ。
ダンサーの女…本当に何者なんだ…。

それによれば弾道は遠くの小島から来ていると思われる。
犯人はスナイパーのようだ。
その小島は戦争時代の要塞であり、今は無人島になっている。

よし!行くか!


おじさんの悪夢

漁村のお姉さんに船を借りて出発!
おじさんはラジカセでラジオを大音量で流しながら船を走らせた。
何故かは分からない。おじさんは急にそうしたくなった。

要塞の中には人が住んでいる形跡があった。
ベッドもあったので、まだ怪我でフラフラしているおじさんを気遣い、キツラギさんに寝ていいよと言われる。
ここで寝ないと倒れるかも。おじさんは休んだ。

そこで悪夢を見た。


旅立つ元奥さんを引き留めようとするときの夢だ。

夢の中の元奥さんは、この国での聖女ドロレス・ディの姿をしていた。
奥さんを聖女だと思っていたのだろうか?それとももう思い出せないのか、思い出したくないのか。

夢の中の元奥さんによれば、おじさんはかなりおかしくなっていたようだ。

・普通の会話でさえリストを作りその中から選んで会話をする。
超貧乏。安アパートに住み、奥さんの両親の金を食いつぶす日々。
・この世は地獄だと言うことしか言わなくなる。

やばい。

それは確かに逃げたくもなる。こんな結婚生活は続けていけないだろう。
おじさんも最初はクールな人だったが、刑事を続けていくうちにおかしくなったらしい。

ヨットのおばさまにも頭がおかしいと言われているし、おじさんはかなりやばい奴なのだろうか。

夢は奥さんを引き留められずに終わる。
そして奥さんは言う。
「これから毎日、こんな夢を見る。」

地獄だ…。


老兵

要塞の奥には傭兵が座って待っていた。
抵抗する様子はない。
事件の犯人はこの老兵だった。

老兵は昔あった戦争の生き残りであり、戦いの前に逃げ出した脱走兵である。
その時からずっと逃げ回り、戦争など人々が遠い昔のことになった今でも人目を避けて生きてきた。

老兵にとっては、戦時中に街の人を惨殺した敵も、それを忘れてのうのうと生きている今の街の住民も全て憎らしかった。
だから街の住人として生きていくことはできず、しかし離れることもできない。
老兵は銃のスコープで街の住人を監視し、ブツブツと一人文句を垂れる日々を過ごしていた。

そんなある日、老兵に衝撃走る!

美人がこの街にやってきた!

そう、ディスコダンサーの女であるッッッ!!!

ディスコダンサーの女、他人の人生に影響を与え過ぎである。
全てはこの女が現れたことで様々な人の人生が終わってしまうことになった。
しかしこの女はただ生きているだけだ。静かに生きたいだけなのに、周りが勝手に狂っていく。可哀想な人でもある。

老兵は女に夢中になった。
毎日のようにスコープで覗き見するだけでは飽き足らず、女の部屋の裏にある隠し部屋にまで侵入。
部屋に穴を開け女の部屋を直接見たり、窓の外から堂々と覗いたりした。

こわぁ。

しかし女は傭兵と懇ろになる。
しかも傭兵は老兵が戦時中に戦っていた敵と同じ組織の人間だ。
老兵にとっては"憎むべき敵"そのもの。

気に食わない要素満載である。

老兵は個人的に傭兵の男が何もかも気に食わないので撃った。
この事件は孤独な老人の逆恨みで起こった事件だった。



インスリンデナナフシ

老兵は抵抗の様子はない。
なぜ自分が捕まるのかはよく分かっていないようだが、逃げ出す気はなさそうだ。
しかし乗ってきた船は二人乗り
老兵のゴムボートは破れて動かない。

老兵は体調が悪そうなのにギラギラしており、誰かが付いていないと危険だ。

ではどっちが先に老兵と共に漁村まで戻るかでキツラギさんと揉めていると、背後に気配が…。

で、
でででででかいナナフシだーーーーっ!
!!

名前はインスリンデナナフシ

未知生物学者の奥さんが子供の頃に一度だけ見たという、存在が知られていない伝説の生き物である。
細すぎてどこにいるのか分かりづらいが確かにそこにいる。
実在…したのか…!

キツラギさんがカメラをそっと構える!

だめだキツラギさん!音でナナフシが逃げ出す!
おじさんには未知生物学者が付けてくれたフェロモンがある!
フェロモンむんむんおじさんなら近付けるハズ…!

しかしナナフシはササーッと逃げ出してしまった。
キツラギさんは写真を撮れなかった。

しまった。

昨夜お風呂に入ってしまったことでフェロモンが落ちたんだ。

あれは罠だったんだ…!公式め!キツラギさんに「臭い」って言われたらお風呂に入らないわけないだろ!!
帰ってきて!インスリンデナナフシーッ!

ナナフシがいなくなると、さっきまでギラついていた老兵は急にしぼんでろくに話もできない状態になった。
しかも老兵にはナナフシのことが見えていなかった。

おじさんの見解はこうだ。

"インスリンデナナフシが人から隠れて生きてこられた理由。"

それは人に寄生して守ってもらっているからだ。
守らせるために活力を与えるが、自分の存在を忘れさせることで存在を隠してきた。
老兵はナナフシの巣を無意識に守らされていた?
だから何十年も何もない無人島に一人で居続けた?

ナナフシは行ってしまった。
老兵は活力を失い何も喋れない。もう真相は誰にも分からない。



エンディング

老兵を置いて漁村に戻ると、なんと今朝ホテルから消えていたRCM職員が!
なんか怖い…キツラギさん帰らないで!側にいて!

今度はかつらもサングラスも付けていない。


カツラおじさんはおじさんの元相棒であり、おじさんがまだ刑事としてやっていけるのかどうか、それを知りたがっていた。

おじさんはカツラおじさん達に訴える。
今回の事件を解決したし、俺はまだまだやれるんだ、と。


キツラギさんも加勢してくれる。

「おかしいところはたくさんあるが、全く休まず捜査に奔走していた。」と。

おかしいところたくさんあるんだ…。


ここで元相棒のカツラおじさんから怒涛のネタバレが始まるッ!

おじさんは結婚していないし元奥さんだと思ってた彼女と別れてもう6年も経つしおじさんは体育教師やってたけど彼女にまだやれるってトコ見せたくて刑事になったらしい!!!!!

衝撃の事実だらけだ。
彼女はとても魅力的な人だったようで、おじさんは今でも声を聞くだけでトロトロになるほど恋い焦がれている。
おじさんが元彼女を忘れて前を向ける日は来るのだろうか…。


とりあえずおじさんは刑事としてまだまだやれる!と納得いただけたので、自分の分署に戻れることになった。

キツラギさんはこの街のハーブ密輸のこともストライキ関係もまだケリが付いていないので、一人でやろうと思っていたらしい。

なんだよ水臭いな。
こっちの分署に来てみんなでやろうぜ。

おじさんはキツラギさんに誘いをかけた。
おじさんの分署は担当地区がとても広く、常に人手不足なんだそうな。

戸惑いつつもまんざらではないキツラギさん。車に乗り込む面々。おじさんの肩を支えてくれる元相棒。
流れるスタッフロール。



エンディングである。



お、終わったー!?

とりあえず生きて事件を解決し、また警察として続けていけるということはハッピーエンドなのかな…?

とにかく良かったねおじさん!
これから毎日悪夢を見るらしいけど!




終わりに

心残りは色々あるが、とりあえず面目ないおじさんの物語はこれで終了となった。

キツラギさんが弁明してくれるシーンは、今まで自分が選んできた選択肢の総評になっていた。
すぐ謝るとか人によって意見を変えるだとか、心にグサグサ刺さりまくった。
好かれそうな選択肢ばかり選んできた私が悪かったです…面目ない…。


戦争の話や未知生物学者の話は、事件には関係のない寄り道だと思っていたら、なんと真犯人にかなり関係してくる話だったのには驚いた。
すべての話がこうして繋がるなんて…!

となると、PCのお姉さんやクーノ君たちの話も何かしら繋がってくるのか?
気になる…。

ステータスを振り直して、またやってみたいと思う。
面白い展開になったらブログにも書きたい。


ブログに載せるに辺りかなり省略した部分があるので、気になった方は是非プレイしてほしい。
PS4,PS4,SWITCH,Steamなど様々なプラットフォームでプレイ可能だ。

そしてあなただけのおじさんを作り、事件解決を目指したり目指さなかったりしよう!


ご覧いただきありがとうございました!